他社承認と自己承認を満たす!
投稿日:2018-10-09
こんにちは。ForestBookです。
承認欲求という言葉を聞いたことがありますか?
人間の根本的な欲求に承認欲求、つまり誰かに認めてもらいたい、自分の存在意義を見出したいという欲求があります。
よく言われるのが、マズローの5段階説です。
- 生理的欲求・・・食欲、睡眠欲、性欲
- 安全欲求・・・健康でいたい、嫌なことを回避したい
- 社会的欲求・・・組織にいたい、友達が欲しい
- 承認欲求・・・認められたい、尊敬されたい
- 自己実現欲求・・・自分の能力を活用したい、理想を実現したい
日本人の場合、ほとんどの人が社会的欲求まで満たされています。
しかし、承認欲求を満たしている人は極端に少なくなり、多くの人は誰かに認められたいと感じているのではないでしょうか?
基本的に、この承認欲求が満たされなければ理想の人生、つまり自己実現欲求を満たそうとしません。
承認欲求には、他者承認と自己承認とがあります。
そこで、今回は他者承認と自己承認についてご紹介したいと思います。
承認欲求を常に満たされた状態にし、自己実現に向けて努力する人が増えることを祈っております。
- 他者承認
- 自己承認
他者承認
実は、他者承認は基本的に求めてはいけないものです!
他者承認は、誰かに認めてもらいたいという欲求になります。
人は、誰かに褒められたり認めてもらえると嬉しいですよね。それが仕事のモチベーションにもつながると思います。
「ありがとう」、「君がいてくれてよかった」と言われたら、もっと頑張ろうと思うのではないでしょうか。
そこに幸せを感じると思います。
しかし、他者承認ばかりを求めてしまうと、誰かから認めてもらわないと何もしない人間になってしまいます。
また、認めてほしくて自慢ばかりする人や、他人をけなして自分の価値を高く見せようとしてしまいます。
そんな人を周りが認めてくれるわけがないですよね。
だから、他者承認を求めてはいけないのです!!
正しいあり方とは、自分からは他者承認を求めず、誰かに認められたときは素直に受け止めるということです。
誰かのために行動し、一生懸命生きている人ならば自然と他者承認が得られます。
自分から求めてはいけません。
ただ、一生懸命生きることに集中しましょう。
自己承認
自己承認とは、自分で自分を認めてあげることです。
例えば、「目標を達成できた!」とか「自分はこんな人間だ」と感じることです。
これは、周りの環境に関係なく自分の努力しだいで自己承認を高めることができます。
少しスピリチュアル的な話しになりますが、どんな苦境に陥っても「自分は、存在するだけで世の中の役にたっている」と感じることができれば、自尊心を失うことはないでしょう。
実際、悟りの境地に至らなくても、自分で自分を褒めてあげることでも自己承認を高めることもできます。
自己承認の高い人というのは、自信が満ち溢れています。
失敗を恐れず果敢に挑戦し、かつ自分の能力を最大限発揮することができます。
そうすると、仕事で大きな結果を出せたり、周りにもいい影響を与えることができます。
周りからも認められ、褒められる機会も多くなるのです。
つまり、自己承認を高めていくと、自然と他者承認も満たされるようになります。
承認欲求というのは、穴の空いたバケツのようなものです。
放っておけば空になるので、水を入れ続ける必要があります。
他者承認ばかり求めている人は、水を入れられず常に空の状態になっていて、不幸だと感じているでしょう。
しかし、自己承認を満たすことが出来れば、他者承認も自然と集まり、バケツから水があふれるほどの承認欲求を得ることが出来ます。
その溢れた水が、周りにいい影響を与えさらに承認欲求を満たしてくれるのです。
自己承認を満たすには2つの方法がおすすめです。
1.小さな成功を積み重ねる
小さな目標をたくさん掲げて、それらを全て達成していくのです!
繰り返し行えば、自分は何をやっても達成できるという感覚になり、自己承認が満たされます。
2.自分を認めてあげる
自分で自分に語りかけ、認めてあげることも大切です。瞑想などもありのままの自分でいるための訓練です。
少しスピリチュアルになりますが、「自分は、ありのままの自分でいいんだよ」と優しく語りかけてみてください。
きっと、心が穏やかになり、他者承認を求めなくなると思います。
まとめ
結論としては、他者承認を求めてはいけないということです!自己承認が高められるよう努力しましょう。
承認欲求は、人間の幸福に直結する大切な感情です。ないがしろにしてはいけません。
ぜひ、自己承認を高められるよう意識してみてください。