すごい人と見せかけだけの人の見分け方とは?
投稿日:2018-10-09
こんにちは。コーチングで世界を変える森本です。
先日、自慢ばかりする50才くらいの人に出会って、思うところがあったので自分の意見を書いていきます。
その人は自分の組織があって、いくつも不動産を持っているそうです。稼ぐのに努力なんて必要なくて、他人のふんどしで稼げば簡単だと言ってました。
はっきり言って稼ぐのは簡単じゃありません。特別高いスキルがあって需要も高いのなら、簡単に稼ぐこともできるかもしれませんが、そもそもスキルを身につけるまでにかなりの努力をしているはずです。仮に運よく稼げたとしてもそれを自慢するのは個人的には、「人間としてどうなんだ?」って思います。
そこで今回は、本当にすごい人と見せかけだけの人の見分け方をご紹介したいと思います。
見せかけだけの人に騙されて、自分のお金や時間を損しないようくれぐれも気をつけてください。
自分の軸がある
見せかけの人は、例え話や他の人の権威を借りて話しをすることが多いです。
例えば、ソフトバンクの孫さんがどうとか、ホリエモンと一緒にビジネスしたことがあるとか、自分のことではなく他の人を使って、自分をすごく見せようとします。
会社員時代に僕自身も色々な経営者さんとお会いしましたが、自慢していた人なんていませんよ?僕自身は、経営者さんから学んだ経験を大切にしているので、少し話しに出すことはありますが、あくまで自分がどうするかが大切で、誰と会ったからって自慢したりしません。
でも、多くの人はホリエモンとビジネスしたことがあると話したら、その人もすごい人なんだと勘違いしてしまいがちです!
それは、全く関係ないことなので騙されないように気をつけてください。
他人の話しばかりするのは、自分に軸がないからそうなります。自分の学んだことや、信念を話すことが出来ないので人の話しばかりするのです。
そんな人から学べることなんてありません。というより、害になります。
自分の信念は、こうだから大切にしていることはこうなんだと言えなくてはいけません。
相手が自慢を始めたら、耳をかさないようにしましょう。
謙虚である
本当にすごい人は、謙虚な人がとても多いです。自分をすごく見せる必要がありませんし、横柄な態度をすると信頼を失うことを知っています。
謙虚さは、相手の話をよく聞き、何が本質かを見極めようとする態度に表れます。
そして、自分の考えにとても自信を持っています。だから、仕事に対して厳しいため、人にきつくあたることもありますが、自分が間違えていると思えば反省する素直さを持っています。
つまり、ここで言う謙虚さとは人の意見に合わせることではなく、固定観念を捨てて自分の頭で考えて行動する人のことを言います。
しかし、謙虚さのない人は、上手く行けば自分の手柄にして、失敗すれば周りの責任にするのです。そうすると、たまたま上手く行ったことばかり自慢して、他のことは他人のせいにばかりします。
見せかけの人はそうやって、自分は何をやっても上手くいくんだと周りにアピールしようとするんです。
それに騙されてはいけません。本当にすごい人は、パット見ではわかりません。課題に対してどのように取り組むか、その姿勢で判断するしかないです。
たまに、すごい人はオーラが出てるという人がいますが、この人中二病なのかなぁって思っちゃいます(笑)
特に、自分の考えが正しくて相手は全て間違っていると言う人には、注意しましょう。
理念、ビジョンが明確
すごい人は、自分がどのように生きていくかを明確に決めています。これは経営者以外でも、同じことが言えます。
例えば、明石家さんまさんは自分がTVに写っている間は、見てくれている人を少しでも笑わせると信念を持っています。自分は相手を笑わせて生きていくということを明確に決めているのです。
会社員であっても、フリーランスであっても自分の人生のビジョンを明確に決めていないと、ただ周りに流されるだけの人生になってしまいます。
ただ、見せかけの人もそこを理解しているので、口では理念やビジョンを言えたりします。
そういうときは、ビジョンの明確さであったり、これまでビジョンをどのように達成してきたか、具体的に聞いてみると良いでしょう。
答えが上っ面だけのものだと、口だけの人です。相手を見分けるときは、表面ばかりを見るのではなく、本質を探るように気をつけてみましょう。
言ってることと、やってることが一致している
自分の言葉に責任を持ってやり遂げる人がすごい人です。僕が会った人は「人を大事にすることが大切だ」と言っていました。そして、周りの話しをほぼ聞かずに自慢話を延々と続けていました。何人かは正直うんざりした表情をしていて、聞き手を全く大切にしていませんでした。
こういう人には少し同情します。その人にとって、自分をすごい人だと思ってもらえることが人を大事にすることだと勘違いしているんですね。
もちろん、言行一致させることは難しいことでもあります。僕は悩んでいる方を勇気づけたいと考えていますが、相手が勇気づけられたと感じるかどうかはわかりません。
ただ、少しでも勇気づけられるよう全力を尽くすしかありません。それで本当に勇気づけが出来ていると断言は出来ないかもしれません。
だから、言っていることを実現しようと努力しているかどうかが、相手を見分ける判断材料になります。
自分の言葉に責任を持って行動しているか、どうか注意深く見極めましょう。
成長意欲がある
成長を止めてしまった人は、過去にどんな偉業を達成していても、すごい人とは言えないと思います。
より良いものを社会に提供しようと、常に目標を掲げて努力している人がすごい人だと思います。
だから、いくらお金を持っていても遊び呆けている人を信頼したりしません。
すごい人は、常に自分を成長させようと貪欲に学んでいます。恐いくらい必死に学んでいます。
それは、仕事への情熱であったり、言葉の端に表れたりします。
お金がたくさんあって遊んでばかりの人の話しを真面目に聞いてはいけません。
はっきり言って詐欺師のようなものです。
相手が成長しようとする姿勢を持っているかどうか、自分の目でしっかり判断する必要があります。
お金があって遊んでばかりの生活に憧れを抱くことは良いですが、実際にそういう生活をしている人の話しを真面目に聞かないようにしましょう。
きっと騙されますから。
まとめ
事業をしていると、本当に色んな人と会います。そのときに、騙されないようにするには自分自身が目標に向けて最大限努力していることが一番効果的かなと思います。
そうすれば、見せかけの人をすぐに見分けられますし、余計な情報に気が散ったりしません。
世の中には、自分が楽して儲けてやろうという人がたくさんいます。
相手が不幸になっても関係なしにお金を集めて稼いでいる人種が多くなってきていますので、騙されないようしっかりと自分の目を磨くようにしましょう。
もし、今誰かからビジネスや投資の話しをされていて、どうするか悩んでいるという方は、ぜひご相談くださいね。
コメント欄でもメールでもどちらでも回答します。
不幸な人ができるだけ少なくなることを心より祈っております。